2010年5月27日木曜日

StreamJulius : 動作確認実行

M=5, N=16

音声ファイルとして4.11秒のファイルをひとつ用意 (test1.wav)
これを150個並べただけの入力ファイルを5個用意.

結果,レイテンシの最小値は1.31秒,最大値は14.86秒となった.
(後のほうの入力のほうがレイテンシが大きくなるのは当たり前である.
レイテンシを評価基準にする場合,このあたりをどう説明するか)
また,スループットの値は総発話時間/総処理時間で求めたところ
43.43となった.

---

ちゃんとしたテストセット(ファイルごとに発話時間が異なる)を使って実験を行いたい

解決 : StreamJulius : PE数がおかしい

なんのことはない,spadecのオプションに
-p FMAN
を付け忘れていただけだった.

StreamJulius : PE数がおかしい

(解決済み)

ソースプロセス数M,デコーダプロセス数Nとなるように
かいたspadeのプログラム(UDOPは空)をコンパイル
してみたところ,コンパイル時に出力されるPE数が
想定している値と異なってしまう.

sa07をソースと時間計算,sa08をシンク,
st05から08をデコーダに割り当てているのだが,
想定しているPE数が

sa07: M+1
sa08: 2
st05 + st06 + st07 + st08: N
合計: M+N+3

なのに対して,実際にコンパイルしてみると

sa07: 3M+1
sa08: 2
st05 + st06 + st07 + st08: 2N
合計: 3M+2N+3

となってしまう.

ソースコード:
/nfs/home/nishii/work/streams/test/julius_st2/julius_st2.dps

2010年5月12日水曜日

libsentの定数LOG_DEBUGがStreamsの何処かと名前衝突

libsent/include/sent/stddefs.h - L.171
の LOG_DEBUG が,
おそらく Streams 上のマクロと名前がかぶっているらしく,
このままでは,UDOPヘッダ上で
#include
とするとUDOPをコンパイルできなくなる.

なので,この LOG_DEBUG を適当な名前(DUMMY_LOG_DEBUG)に
置き換えたヘッダファイルをインクルードするようにしてUDOPをコンパイルする.

なお,このダミーのヘッダファイルは,libjulius/libsent のコンパイルには
使わないこと.

参照 : /nfs/home/nishii/work/julius-4.1.4-fpic/libsent/include.fix4streams